今、そわそわして目の前のことに集中できないあなたへ

これは私の妄想から生まれた商品たちの写真。
パッケージのシールも中身の食べ物たちも、

すべてすべて、妄想を実現させようと
強く願ったら生まれました。




だから、
大人になって良かったな、って思うことは

好きなだけ妄想していても
誰にも怒られないこと。




むしろ私の場合、
妄想が飯の種だったりするので
推奨行為だと思ってる（笑）




そんな私は、子供の頃から
妄想癖がすごくて、
「いつもぼーっとしてる」
と言われてよく注意されてた。






注意力が散漫で、行動がゆっくりで、
団体行動ができない子として、
親に報告がいってしまったり。

私は内向的だから、
外側にいつも注意を向けていられなくて

でも外の世界に注意ができないのは
ダメな人間なんだなと思って、

大人になってから、意志の力で
外側の世界に意識を向ける、って
やってみた。




けれど、「自分が生きている」っていう感覚が
それでどんどん希薄になって、
目に宿る力が失われていた時期もありました。






周りに気を使い、
テキパキと行動し、
いつも笑顔を絶やさず、
人から求められるように
何でも早く決めてしまおうとする…

ずーっとそういうことが良しと
されてきた社会だったから

そのスピードにみんな
慣れてしまっていると思う




ゆっくりできる時間なのに
ゆっくりできてない

ローカルな道でも
いつでも高速道路並みにぶっ飛ばしてる

本人はぶっ飛ばしてることにすら
気が付けない。






けれど、そう言っている私にも。
今だにその習慣は残っています。（ドキ…）

「早く何とかしなければいけない。」




そんな気持ちになった時、
アドレナリンのスイッチが入って

身体中の血が駆け巡り
頭の中はいち早く事を成すための
リストが生み出され、
脳内で狂ったように叫び出す…




そうなると、
気がつかないうちにイライラし始めて、

仕事ならクライアントさんに対して
最善の提案をできる状態じゃなくなる。




第一、アドレナリンでデザイン作られたら
嫌ですよね？（笑）

会社にはそんなデザイナーがいっぱいいて
私もその一部でしたが、
そういう環境だったんだから、
過去は仕方がない…




アドレナリンって興奮状態を作るから
元気があるのと勘違いしてしまいやすい。

エナジードリンクと同じで
切れた時にはいつも以上に
おやすみが必要になる。
だから、繰り返してクセになりやすい。

一時的にならそれでもいいけれど、
使わない方が良い時だってある。

それが、アドレナリンなのか
自然と満ちた気力なのか、
よくよく観察していないと
間違ってしまうこともある。

だからこそ、
注意すべきは外の世界ではなく
自分がどんな状態なのか、
そこにこそ目を向けた方がいい。

そんな風に思います。






そして、

逆に、妄想できるくらいの状態だと
とても健やかですね。

妄想は未来をどんどん運んできてくれるから
アドレナリンで何かするよりも、驚く速さで力強く
事が進んでいくような実感があります。




もし、あなたが

そわそわして目の前のことに集中できない、とか
アイデアが湧いてこない、とか
モノ作りがなかなか進まない、とか

そんな風に思っているなら、
妄想力を高める習慣を作った方が
クリエイティブな生き方になるでしょう。




その妄想に身を委ねる経験を
一度でもしてみれば、
あなたも味を占めると思います。

大事なのは、その感覚を味わうこと。

そうすれば方法なんか誰に教わるでもなく、
あなたが気がついた時には
モノ作りが始まってるから。

妄想の仕方は…気が向いたら
また書こうとおもいます♪

私と一緒に、妄想しませんか（笑）