相手を酔わすには、まずは自分が酔うこと

私はデザインを作る仕事をしている。
 
 
私が大切にしていることのひとつで、
 
「相手を酔わすには、まずは自分が酔うこと」
というのがある。
 
なぜかといえば、
 
まず自分が良いと感じないものには
誰も良いとは思わない。
 
私が悦に入らなかったら
誰も悦には入らないからだ。
 
楽しんで作ってないものは見ればわかる。
けど、それは私がプロだからじゃない。
見てる人に伝わってしまうものだからだ。
 
 
 
デザインとは催眠。
見たその瞬間に落ちるもの。
 
落ちるかどうかは簡単で、
まずは作り手が酔えること。
 
 
15年ほど前にヒプノを習って
ただ感じやす感性を持て余していた私が、
 
感情を味方につけて仕事をするまでに
コントロールできるようになった。
 
 
冒険ばっかりしてて
今全く褒められたような
生き方はできてない(笑)
 
 
だけど、あの時に教わったことは
私の作るものの大きな礎になっている。

「催眠は入れる側が入らないと
相手は入りませんよ。」
 
先生から聞いたその言葉は
今も私を支えている。
 
突き詰めれば、
何事もテクニックじゃない。
 
楽しませたいならば、コントロールするんじゃなくて
まず自分が楽しむことが大切だね。
 
 
 
私はセラピストになるよりは
そこに隠された感情を表現する方が
性に合ってるから。
 
クライアントさんの秘密を
良い形で暴くことで
 
その人の良さや個性が発揮されて
周りの人を幸せにする。
 
そんなお手伝いの方が目の前にいる人の
人生のストーリーが進んでいく。
 
今はそんな仕事をしている。
 
 
 
クライアントさんの魅力に
まずは私が酔うこと。
 
それが私の仕事ですね(笑)


こちらは人参とほうれん草の和え物。
「生野菜は食べたい。けれどサラダに飽きた」
と言う方にオススメ。
 
千切りの人参を塩で揉んで常備菜にしておきます。
食べるときにほうれん草や春菊と会えて、
塩とごま油をかければ出来上がり。
 
築地でお通しに出てきた品をヒントに
アレンジしてみました。
 
全く火を通していないので
お野菜のエネルギーをそのままに
感じることができます。
 
素材の魅力をそのままに感じてみる
こんな食べ方はいかが?

こんな酒の肴で、ぜひ楽しく酔ってみて。